木曽さんちゅうの芸事あれこれ~その2・芸人と中毒性①~

昨日は、現実問題としての“芸人”の実情のごくごく一部をご紹介しました。

長年に亘り努力しても…それが実を結ぶかどうかは別の話。

〔いつかは俺も〕との思いを胸に、とにかく忍の一字でネタを作り続け、ライブに出続け、少しでもネタが面白くなるように試行錯誤を繰り返す。

私もずっと続けて来ましたが…中々気の遠くなるルーティンである。

ギャラを貰える仕事に辿り着くだけでも大変なことなのです。

だって明確な“ゴール”がいつ来るか、はたまた来るかどうかも分かりませんから。。。

それでも“芸人”たちは“芸人”を辞めずに続ける、何故なのか??

“芸人”を目指す人の全てに近い人たちが持っているモノ、それは…“自己承認欲求”

勿論“お笑いが好き”“ダウンタウンさんみたいになりたい”というような憧れもあるとは思うんですが…結局行き着くのは“認められたい”になる訳なんですよね。

で、芸人になり、テレビで観て来た世界は遥か彼方の世界であることを知り、それでもあの“憧れの世界に行きたい”と自分たちで見様見真似でネタを作り始める。

最初はね、全然受けないんですよ。

身内でちょっとコミカルなことやって皆が笑う…そんな簡単な話じゃないんです。

知らない人が出て来て目の前で喋られる声は小さい、聞き取れても何が面白いのか分からない、見るからに自信が無さそう…逆の立場で考えたらそりゃあまぁ笑いませんよね。

それがね、個人差は大きいですが…段々笑いが取れるようになるんです。

自分が考えたものを自分自身が実践し、それが笑いに繋がる達成感…言葉で言い表すことが出来ない充足感!

これがまぁ、忘れられない。

やってる内にドンドン笑いも取れるようになりますでしょ、そうなるとドンドンハマっていくんです!

気持ちイーんですよね、自分が考えたモノを自分自信がパフォーマンスして、それが思い描いたように笑い声で返って来る…これが初期衝動での“自己承認欲求”が満たされた瞬間です。

ただ、(お笑いを志す)人は満たされると、またドンドン欲が出て来るのです…そして〔もっと認められたい〕〔もっと有名になりたい〕〔テレビやラジオに出たい〕〔お笑いで沢山お金を稼ぎたい〕〔有名な番組でMCとかやれるようになりたい〕等々。

だからこそ頑張れるんですケドね!

【続く】

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