木曽さんちゅうの芸事あれこれ~その1・芸人は所詮自己申告なんです~

中々ブログ、更新出来ず…2020年も2月に入ってしまいました。

今日から毎日(嗚呼、言っちゃった。。。)芸事に関するあれこれを綴るブログを始めたいと思います♪

元旦とかキリのエーところから始めりゃエーのにねぇ。。。

私の職業は“お笑い芸人”“漫才師”です。

これって特に資格が必要な訳じゃないし、自分が“芸人だ”“漫才師です”と名乗れば誰だってなれる。

「お仕事は?」

「芸人です、漫才やってます」

…こう返した瞬間、会話の相手は好奇の目でこちらに質問を重ねて来る。

「うわぁ、凄ぉい!」

「テレビ出たことあります?」

「芸能人じゃん!」

「誰と仲イーですか!?」

「何か面白いことやって下さい!」

…とまぁ、こんな調子(ちっとも凄くないのに)。

余談ですが…最後の「何か面白いこと…」って絡まれ方、私大嫌い。

さすがに最近はそういうの無くなりましたが…それって例えば歯医者さんに「エー歯医者さんなんですかぁ!?じゃあ今から虫歯あるんで診て貰えませんかぁ!?」ってのと同じですからね、しかもタダで。

私は鬱陶しいと思われても構わないので、ハッキリとお断りします…。

話を戻そう。

ちょっと詳しい人だったら、

「事務所は吉本ですか?」

「M-1とか出てるんですか?」

…なんて調子で、あれこれ質問が口をついて出て来る。

これ、一度でも“お笑い芸人”を名乗ったことのある人なら、最低でも1回や2回は経験したことがあると思う。

で、そんな“お笑い芸人”“漫才師”の現実をチョイと覗くと…その実像はただのフリーターのようなもんだったりして。

週6でコンビニでバイトしてるんですよ、収録でテレビ局に出入りしてるんじゃなくてね。

テレビで観ていた人気芸人を観て、〔あれだったら俺だってなれる〕と何の根拠もない自信で道溢れた若者が…昨今はお笑い事務所の養成所の門を叩く。

毎年、物凄い数のお笑い芸人の卵が産まれ、その中の100%に限りなく近い卵が孵化することなくこの世界を去って行く。

昨今、お笑い芸人になるための正攻法のルートは…養成所に入ることだと思うんですが(私はその方法では有りませんでしたが)、恐らく入所して卒業するタイミングで…相当な数の芸人の卵たちは見切りを付けていくんじゃないだろうか?

若手の漫才師であれば誰しもが目指す?『M-1グランプリ』

15回目を数える2019年は…過去最多5040組。

その中から決勝に選ばれたのが、敗者復活の1組を入れて10組。

優勝は…ミルクボーイ。

決勝進出で10/5040、これが優勝ともなると…1/5040ですよ。

厳しい話、10/5040でも、ブレイクするかと言ったら…確率はそんなに高くない。

ミルクボーイはテレビでよく見掛けます、ほかのコンビは…何組は既にブレイクしているので馴染みがあるとしても、その他のコンビは差はあるとはいえ、ガッツンガッツン引っ切り無しにテレビに出てる、って感じではないんじゃないでしょうか?

面白い、面白くないの話じゃないんです、単純に芸事で食っていく、ということ自体が極めて困難、それだけ大変な世界なんです。

芸人は所詮“自己申告”、しかしながらその殆どの皆さんは…バイトで生計を立てていて、テレビなんかも出たことがない。

とてもじゃないですが名乗れるようなシロモノじゃないんですよね。

そんな状況下が10年経ってもほぼ横ばい、ずっと低空飛行。浮上する気配すらない、それでも“芸人”という肩書きを名乗り続ける。

ここで普通の方ならこう思うんじゃないでしょうか?

「何で辞めないの?」

辞められないんです、辞めたくても中々辞められない…中毒性のあるものなんです。

これは私も含めて、の話。

芸歴15年目、39歳までアルバイトしてたんですから…偉そうなことは言えません。

明日はこの“芸人と中毒性”に関する話を書こうと思います。

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